生体内情報伝達機構

【Gタンパク質共役型受容体】Gs・Giの働きとは?

Gタンパク質共役型受容体とは Gタンパク質共役型受容体とは細胞膜表面に存在し、三量体Gタンパク質と共役して細胞内にシグナルを伝達する受容体のことである。詳しくはこの記事で説明しているので復習してみてほ...
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【Gタンパク質共役型受容体】分類について

Gタンパク質はαサブユニットに基づいて分類されており、Gs、Gi/o、Gq、G12/G13、Gt(トランスデューシン)などのサブファミリーがある。アデニル酸シクラーゼ(AC)に作用するものGs:アデニル酸シクラーゼを促進(stimulatory)↑Gi/o:アデニル酸シクラーゼを抑制(inhibitory)↓(神経細胞には大量のGoが存在するがGiファミリーの一員として分類される)ホスホリパーゼCβを活性化するものGq(qの由来については不明)低分子量Gタンパク質Rhoを活性化するものG12/G13cGMPホスホジエステラーゼを促進するものGt(トランスデューシン)
生体内情報伝達機構

Gタンパク質共役型受容体(GCPR)

Gタンパク質共役型受容体とは上の図のような構造を持つもち脂質二重膜を7回貫通している。この受容体は水溶性リガンドのシグナルを受け取り伝達する。水溶性リガンドは脂質二重膜を通過できないため、GCPRなどの受容体を介して細胞内に情報伝達を行う。リガンドの代表例として、アドレナリンやグルカゴンなどが挙げられる。
内分泌学

甲状腺刺激ホルモン

甲状腺刺激ホルモン(TSH:thyroid-stimulating hormone)は甲状腺の機能の発達・維持に関与する下垂体前葉ホルモンである。